歯が長持ちするお口の条件とは

KAZUデンタルクリニック 医院コラム

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歯が長持ちするお口の条件とは

こんにちは。院長の長谷です。
どうせだったら、なるべく自分の歯で、最後まで食事ができるようにしたいですよね!

歯ブラシを持つ女性

自分の歯をなるべく長持ちさせるには、3つの要素のコントロールさえ出来ていれば、最後までご自分の歯で人生を全うできると確信しています。その3つの要素とは以下のものになります。

 

・噛む力のコントロール
適切な咬合力以下なら、歯を傷めずに虫歯にもなりにくくなります。治療したところも長持ちしやすくなります。現代の食事では歯や顎を鍛える必要はありません。むしろ歯を傷めてしまいます。また、咬合力がありすぎると、頭痛や肩こり、首のこりなどの原因になっていることが多いです。

 

・口のなかの細菌のコントロール
現代食を食べる以上、歯磨きはもちろん必要です。しかし、いったんお口の中の菌が虫歯菌や歯周病菌などの悪玉菌が多くなれば、歯磨きだけではそれらの悪玉菌を減らすことは困難になります。そして、虫歯になって歯が消耗したり歯周病になって顎の骨を溶かしたり、全身に廻り血栓を作ったり、腸内細菌環境が悪くなったりしやすいです。その結果、血糖値の上昇などにも影響します。悪玉菌除菌をして、お口の中の菌相を良くすれば、そのリスクを減らせます。

 

・食事のコントロール
食事に糖分が多かったり、栄養摂取、ミネラル摂取に偏りが見られたり、食品添加物が多い食事をしていたり、固いものが好きだたり、ガムを常習していたり、食事次第では、咬合力を上げすぎたり、虫歯菌や歯周病菌を助けたり、免疫力を下げたり、アトピーなどのアレルギーのもとになったり、ガンにかかりやすい体質になったりします。食事次第では、その逆も可能なのです。『病は食から』です。正確な食事の知識は歯と身体の健康を保つ上で大切でとても大切なものなのです。

 

今の我々の食生活では歯磨きは重要です。しかし、これら3つの要素をも考慮に入れなければ、昔に比べて飛躍的に寿命が延びた私たちの歯を健康な状態で最後まで残すことは難しくなってきていると思います。
ご自身の歯で最後まで食事をしたい!と思われている方は、是非当院に受診して、自分の持っている噛む力や自分の持っている細菌などを調べて、対処することをお勧めします。

 

KAZUデンタルクリニック
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